2012年12月29日

2012,Best Music。

あっという間に年末です。
父の病気や職場の倒産やいろいろありましたが、そんな年もついに終わります。

音楽の話をするならば、中村一義さんのソロアルバムが発売されたこと、東京事変が解散したこと。
その他たくさんのバンドで起こった脱退や解散。活動休止。
「音楽なんて違法DLで十分じゃん」と言う考えの人には分からないであろうが、怒涛の年であったと思います。
音楽家達の明るい未来を考える毎日です。こっそり、自分も含めて。

個人的には、超少数だけれど、自分のCDを販売することが出来たことに大きな喜びを感じました。
冬には2枚目を〜なんて言ってたけれど、まだもう少し先になりそうです。

さてさてそんなわけで、今年は音楽を聴く時間をあまり持てなかったかも。
なのでアルバム単位では無く、曲単位で挙げて行こうかな。
iTunesの再生回数も参考にしながら選んでいきたいと思います。
今後その曲を聴くと「あ〜2012年はこれ聴いてたな〜」と思える様に。
挙げていく順番はランキングではありません、あしからず。

@Spending all my time/perfume
「perfume」というジャンルが出来上がって、オートチューンを使おうものなら「perfumeみたいなやつ」と言われるという昨今。
お気づきでしょうか。最近のperfumeはもうケロケロボイスじゃないんです。
いかに不自然なくオートチューンさせるかという絶妙な加工をしてあると思います。
Perfume、capsule、ぱみゅぱみゅ…それぞれ違うアプローチで音を届けるヤスタカ氏にも驚きますが、
今年ワールドツアーを成功させたPerfumeの3人にも拍手を送りたいです。
繰り返されるリフレインと重厚なエレクトロサウンド、「Perfume」という歌声。
無敵だなぁと思います。
もう違和感無くなってしまったけど、こんな音楽がお茶の間に流れる事が既に凄いんです。きっと。

AFlower Power/少女時代
彼女らが日本をどう思っているとか、竹島問題とか、いろいろ思うところはあります。
だけど、ただの音楽として考えた時に評価せざるを得ないなぁと。
もう変に日本に媚びずに、母国語で表現して良いと感じます。
魅力的で、カッコ良いダンスナンバー。

Bそれでは、また明日/ASIAN KUNG-FU GENERATION

今年はアジカンのニューアルバム「ランドマーク」が発売された年でもありました。
震災後の後藤氏の考え、理想や絶、希望が言葉と音に集約されています。
ロックミュージックの可能性なんて本当に小さなものでしか無いかもしれないけれど、
その曲が始まって終わるたった何分かの間、気分が高揚するというのは凄い事なんだと改めて思います。
個人的にはイントロのベースが秀逸で最高。あの4小節だけで脳がビリっと痺れます。

CWorld.Words.Lights. / You/androp
androp初のシングルは両A面(なんて言葉も今ではあまり意味を成してないよなぁ)。
曲単位とは言ったものの、この2曲は1つのセットとして考えたい。
andropにはギターロックバンドとしての卓越した技術と勢いがある反面、
先進的ロックの可能性も模索しているところが素晴らしい。
「この4人でしか鳴らせない」音楽になって来たと2ndアルバムを聴いていても思う。
ポップかつメロディックでありながら、簡単に真似が出来ない。
いわゆるJ-POP(大衆の支持)というものに囚われず、これからも音楽の可能性を広げていって欲しいと思います。

D満月に吠えろ/チャットモンチー
「松本人志の放送室」で奥田民生氏の話が出た際に
「なんなんあの感じ?!良い感じに力抜けてて!あのポジションはええわ〜」
という風に(超うろ覚えですがw)評価されていました。
高橋久美子脱退後のチャットモンチーには、それに近いものを感じます。
圧倒的な「音楽」。キュートさや楽曲クオリティもさることながら、あの二人が音を鳴らして歌っている事が「音楽」の一つの完成型の様な。
誰でも簡単に真似出来そうで、実は誰もたどり着けない境地にいると思う。
まさしく「変身」したような。それを最初に知らせてくれたシングル曲でした。
音源にはベース入れたら良いのに…と思っていましたが、ベースが無いからこそ活きる曲なのかもなぁ。

E運命/中村一義
『突然の大波。目の前には海の汚さを象徴するような空き缶。
そこで波と共に空き缶にもぶつかる私。偶然ではない。必然だ、運命だったのだ。
ある日突然迎えるかも知れない最後の日を想像して、
危機的状況にあることを思い出せ。で、今、死ぬように生きてる場合なの?
誰かにとって「運命的だ!」と思える様な必然を産み出せ、生きて示せ!』
そう言われている気がします。あまりにもエネルギーに溢れている名曲。

Fポテトサラダ/ZAZEN BOYS
This is 向井秀徳。まさにその通り。向井氏でしか、ZAZENでしか産み出せないサウンド。
圧倒的個性とセンス。唯一無二じゃない唯一無二が溢れてる昨今、ZAZENだけは本当に唯一無二だと思う。
酩酊の限りを尽くして、キレッキレの音を奏でる。
「すとーりーず」を聴いていると、焚き火を囲んで笑いながら何かを貪っている鬼が見えてくる。や、天狗か?
緊張と緩和は芸術の一つのテーマだけれど、こんな緊張と緩和はだれも表現出来ないと断言できる。
気を抜くと鷲掴みにして食べられてしまいそうな程の緊張感の中、それでもそれがとても楽しそうに見える。
怪物。

G輝く月のように/superfly
彼女が歌い始めたその瞬間にその場の空気が変わる。
どんな場所にいても、なにをしていても。
ぎゅううと胸を掴んで、快活な歌声に溶けてしまいそうになる。
アルバムも4枚目に来て、歌声が一段とグレードを上げている。
力強いのに、とても優しい。そして今までに無くアダルト。
志帆ちゃんの歌声は一言では表せないなぁ。魔法みたい。

Hタイム・トラベル/スピッツ
レア・トラック&カヴァー集「おるたな」から。
カバーと言われなければ気づかないほどスピッツらしい曲。アレンジ。
カバーってこういうことだよなぁと痛感しました。
一回聴いただけで瞳孔が開いて、興奮して、無意識のうちに身体がリズムを刻んでいる。
「音楽」とはそういうものなのです。
同じく「おるたな」収録の奥田民生さんの「さすらい」、花*花の「さよなら大好きな人」のカバーもとっても素敵です。

ITropics/Polarsets
洋楽をひとつ。
正直ミューズやリンキン、RHCP等有名どころの新譜はまだ聴いておらず…
タワレコで見つけて、とてもハマってしまったPolarsetsを挙げたいと思います。
Amazonでもまだ取り扱いしてないタワレコ限定のEPだったようで、なかなか知名度は低いと思いますが、とても心地よいサウンドを鳴らしています。
もっと知ってほしいのでyoutubeのMVを貼っておきます。

こういう音楽をやりたいなぁとも思います。美しいです。


以上10曲が2012年の音楽的まとめかなぁと!
今年発売では無いけれどアデルの「21」をとてもよく聴いていました。中毒性があります。
あとは片平実さんのMIX CD「ROCK ON ROCK」やYUIのトリビュート盤「SHE LOVES YOU」、
FPMのMIX CD「VERSUS -JAPANESE ROCK VS FPM-」、
安藤裕子の「Merry Andrew」や星野源のあれこれ、サカナクションのあれこれ、ぱみゅぱみゅのあれこれ…
あと、aoki laskaの「about me - EP」も非常に良く聴きました。「群れ」をずっとリピートして聴いたり。

音楽って新しいとか古いとか無いんですよね。クラシックだってまだ新しいし、テクノポップだって新しい。
だから本当にその年のベストを挙げるのは難しい。何年も前の曲が突然琴線に触れることなんてしょっちゅうだし。

というわけで。
来年もいい音楽に沢山出会えますようにと願います。いい音楽を産み出したいとも思います。うん。

それでは皆さん、良いお年を!
posted by syozopanda at 00:53| Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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